《育コツ》 赤ちゃん期の汗かきが重要なわけ
息子0歳5カ月(8月)の頃の昼寝時の写真。メッシュの下着を着せて薄いペラペラのガーゼタオルをかけてあげています。頭は一番汗をかくので、枕にはタオルを折りたたんでいます。
本格的に夏が来ましたね!!
週末の暑さには驚く程でした。夫が夕方、息子を散歩に連れ出してくれたのですが、帰ってきたら二人とも汗だくで帰ってきて久しぶりにびっくり💦
私は夏生まれのせいか、個人的には夏は大好き。汗をかくのも抵抗はないし、熱中症になった記憶も特にありません。エアコンもなるべくかけないのが好きでした・・・が、子どもができてからはそういうわけにもいかず。過去2回の夏については気温や息子の様子を見ながらエアコンを軽くかけるようにしていました。
ところで赤ちゃんには汗をかかせてあげる必要があるのはご存知ですか?
最近の子は熱中症にかかりやすく、朝礼などでもバタバタ倒れちゃう子が多いらしいのですが、赤ちゃん時代のエアコン環境と密接に関係しているらしいのです。それらのポイントと、理想的な夏の過ごし方をまとめておきますね。
汗と成長に関するポイント:
- 人の汗腺(汗を分泌する腺)は2歳半~3歳頃までに発達し、汗腺数もそこから増えない。
- 汗腺が十分に発達していないと十分に汗が出ず、体温が下がらなくなり、熱中症にかかりやすくなる。
- 更には汗腺数が少ないと、体の防衛本能が働き、体の熱を生産しないようにする→基礎代謝が下がる→低体温症になる、などの影響も見られる。
暑い季節の上手な過ごし方:
- 室温:27度前後(冬は22度前後)。
※室温は部屋の上方と下方では温度が異なるので、お子さんが過ごしている場所に近いところで測ってあげてください。 - 湿度:50%前後。
- 1日2時間程度じんわり汗をかかせる。
- 汗をかいたら水を絞ったタオルで汗を拭き取るか、シャワーで流してあげる(あせも予防)。
- シャワー/お風呂後はローションを塗ってあげる。関節の周りなど、あせもになりやすい箇所はそのあと白色ワセリンを塗ってあげる(皮膚をコーティングすることで刺激を受けにくくなり、炎症予防になる)。
- 水分補給を意識する。
我が家では外の気温が30度ちょっとぐらいまでは窓を開けて風を通すようにしています。部屋の中は28~29度ぐらいに保って、息子がじんわり汗をかくまではそのままにしていますが、さすがに汗をダラダラかき始めたら、温度計が指している温度に関係なく窓を閉めて冷房を付けるようにしています。普段体を動かすようにもさせているので、それなりの汗腺数は稼げていることを期待。
反省点:
今はそれなりに上手くコントロールできているような気もしますが、息子が0歳の夏は何度かあせもを作ってしまったことがあり、皮膚科のお世話になったことも。足首のガサガサがしばらく治らずにかわいそうな思いをさせてしまったこともありました。
ワセリンを使い始めてからはそのようなこともなくなったので、ぜひこちらも合わせて読んでみてくださいね!
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