皮膚を保護してくれるワセリン
記事を書くシーズンをちょっと外してしまったような気もしますが、息子が生まれてからワセリン(=ヴァセリン)をよく使うようになりました。
ワセリンとは潤滑剤や皮膚の保護剤になるゲル状の透明なクリームで、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したものだそうです。赤ちゃんから老人にまで使える安心成分なので、アメリカ時代、周りの子どもたちは皆リップクリームとして持ち歩いていました。薄い油性の保護膜として皮膚の上に長く留まってくれるので、さまざまな刺激から肌を守ってくれます。
これらの特性から、息子にはこんな感じで使っていました。
- 乾燥する時期、ローション等の保湿剤の上に塗って保湿強化。
- カサついた皮膚にクリームの上から塗布。
- うんちが緩いときなど、おむつ替えの際にお尻に塗布。
子どもに塗ってあげるタイミングは主にお風呂上りの時ですが、私も余ったローションやワセリンを自分の手や顔に塗っていたところ、水仕事が増えた割にほとんど手荒れしないで済んでいます。
ちなみに子ども用ローションはMama & Kidsのものをずっと使用していますが、お勧めですよ!(過去記事はこちら↓)
そういえば、ワセリンについて三つほど注意点があるので書いておきますね。
一つ目は、ワセリンそのものは保湿剤にはならないので、皮膚に使う場合にはまずローションを付けたあとに、ワセリンで蓋をするイメージで塗ってあげてください。逆の視点から言うと、皮膚の中に浸透していかないので、肌が弱い方でも影響が少ないと聞いたことがあります。
二つ目は、乳児湿疹に効くものではないので、湿疹の上から塗らないように気を付けてください。ちなみに息子も新生児の頃に乳児湿疹が出たことがあったのですが、産院の指示で、いつも通りのケア(ベビー石鹸はお風呂のときのみ。あとはときどきガーゼで拭いてあげる程度)のみをしていたところ、1週間程度できれいに治りました。
三つ目は、市販のワセリンには種類(白色と黄色)があるので、成分表に「白色ワセリン」と記載のあるものを使ってください。白色ワセリンの方が純度が高いそうです。
ワセリンを使うと、乾燥肌の方は粉吹きやかゆみを抑えることができたりするほか、花粉の時期に鼻の穴の内側や目の周りに薄く塗っておくと、花粉がそこに吸着してくれて症状が抑えられる効果もあるそうですよ!
なにかと便利なので、私もリップクリームタイプのものをいつも携帯しています。ご参考まで☆
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