完全母乳より「母乳ときどき粉ミルク」のすすめ
現在日本では核家族化や都心集中型の居住傾向が進んでいるため、相談したり甘えられる人が身近におらず、加減が分からずに育児を頑張りすぎて疲れてしまっているお母さんが多いそうです。
実際、私の周りにもフルパワーで育児に挑んだ結果、不便が多々生じ、ノイローゼ気味になってしまった方が何人かいらっしゃいました。
母乳まわりの話で言うと、例えば100％完全母乳を目指していたのに母乳が出なくなってしまい、仕方がないので粉ミルクをあげようとしたところ、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がって飲んでくれず、何本も哺乳瓶を買ってみたもののうまく行かなかったとか、少しの時間赤ちゃんをあずけようと思ったものの、粉ミルクを拒否され結局あずれられなかった、これからどうしよう、などの話は意外とよく耳にします。
「母乳ときどき粉ミルク」は私が実践していた育児法です。
出産をした病院からのアドバイスもあり、哺乳瓶に慣れさせるために、出産直後から毎日1度、おっぱいを哺乳瓶の中に搾乳して赤ちゃんにあげていました。また、私はおっぱいは良く出ていた方だったのですが、あえてときどき粉ミルクも与えていました。
結果、息子は哺乳瓶にも粉ミルクの味にも抵抗なく育ってくれて大成功でした！
利点としては：
・いつでもあずけられる。
・自分の調子が悪いとき（乳首のケガを含む）には粉ミルクで代用できる。
・外出時など、授乳をしづらい環境でも粉ミルクで代用できる。
母乳を与えるということは、とてもパワーを使うことなのだそうです。実際授乳期間中はとてもお腹が空くし、体の疲労感も半端なく、すごく眠くなることが多いです。
そんなときには頑張っておっぱいを絞り出したりせず、一日の内に1度や2度粉ミルクと置き換えると体が楽になったりします。私も基本的には母乳で育てていましたが、疲労が激しいときには子どもと自分、お互いのために粉ミルクをはさんだりしていました。
これから出産される方や授乳期間中で疲れている方はぜひ検討してみてくださいね！
哺乳瓶
産院からの勧めもあり、出産直後はこちらの哺乳瓶を使っていました。ほかのものと比べて吸い口がわざと吸いづらくできており、おっぱいを吸っている感覚に近いらしいです。
子どもが大きくなってミルクの量が増えてからはこのタイプを使っていました。プラスチックの乳首の穴にはサイズがあるので、成長に合わせて大きくしてあげてください。変に小さいサイズを与えると、必要な量を飲むのに時間がかかってかわいそうなので💦
粉ミルク
粉ミルクは森永のものを使っていました（http://www.hagukumi.ne.jp/products/）。
「E赤ちゃん」という製品が母乳と成分が近く、アレルギー体質の子にもお勧めだというので、産後しばらくの間利用していました。また、森永には詰め替えタイプのものがあったので、衛生面でも気に入って使っていました。
「Ｅ赤ちゃん」は、栄養面では母乳に近い「はぐくみ」と同じですが、すべての牛乳たんぱく質を消化吸収のよい小さなペプチドにし、ミルクアレルギーになりにくいよう配慮したミルクです。
ご両親のいずれかがアレルギー体質、または、上のお子さまがアレルギーを体験した赤ちゃんに、特におすすめしています。
はぐくみはE赤ちゃんとほぼ同じ成分らしいですが、アレルギー対応がされていないものになります。息子は生後半年頃からこちらに切り替えました。
こちらはフォローアップミルクで、幼児期に必要な成分が配合されているようです。息子は1歳頃からこちらに切り替えました。上の2つはお湯で溶かす必要がありますが、チルミルは水で溶けるので、「一つステップが減る～！」と感動したのを覚えていますｗ
森永のシリーズにはスティックタイプもあって外出時に便利でした！
ただ、スティックタイプは少し割高なので非常用に買い置きしておき、普段はこちらのパックに詰めて携帯していました。
持論ですが、育児は常に100％頑張る必要はないと思っています。
でも、お母さんはなるべくいつも子どもに笑顔で接してあげる必要があるとは思っています。そのためにはお母さんは上手に休むことが大事だと思います。
実は私はアメリカに住んでいたことがあり、ティーンの頃にベビーシッターのアルバイトをしていたことがありました。そんな経験があったり、今も帰国子女や外国人の友人が多くいるおかげか、上手に（「いいとこ取り」の）育児ができているね、と言ってもらえることが多いです。
よく「そういう風に考えれば良かったのかー！」とか、「そんな手があったかー！」と言われることがあるので、楽しく育児をするための私流のコツも少しずつまとめていきますね✨
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