子どもができたら学資保険に入るべし!
皆さんはお子さんのためのお金をどのように積み立てていくか、運用していくか、準備していくかなど、いつ頃考えられましたか?私は息子が1歳になる頃に慌てて考え出した感じでした💦
私の場合、子どもを一人育てあげるのにざっと2,000~3,000万円かかるという知識はあったものの、どう資金繰りしていくのかきちんと考えておらず、本屋さんでたまたま見掛けたこちらの本を購入して動き始めた感じでした。
銀行に大金を預けても今や二束三文にしかならないのに、学資保険に入れば返戻率(返戻率≒受取学資金総額÷払込保険料総額×100)は116%にも!なんていう情報を見たら、動かずにはいられない感じでした笑
赤ちゃんができたら考えるお金の本 2016年版:ムック (ベネッセ・ムック たまひよブックス)
- 作者: たまごクラブ・ひよこクラブ特別編集
- 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
- 発売日: 2015/10/14
- メディア: ムック
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結論から言うと、行ったことはこちらの3点でした:
- 学資保険に加入する。
- 夫婦の保険を見直す。
- 息子名義の口座を作る。
1. 学資保険に加入する
まず学資保険とは何か。学資保険とは、子どもの教育費などを積み立て、設定した時期(大学入学時など)に給付金としてまとまった金額で受け取ることができる保険です。
銀行の貯金とどう違うの?と思われると思いますが、学資保険は保険会社の商品になり、利息の低い銀行預金より色々な意味でお得です。特徴は下記になります:
- 生命保険の一種である(保険料控除の対象になる)。
- 返戻率が高い(へんれいりつ。支払った金額に対して戻ってくる金額が多い)。また、一般的に返戻率は預けている期間が長いほど高くなるので、銀行に同じ期間積み立てるなら学資保険の方が断然お得。
- 保障が付いている(我が家が加入したソニー生命の学資保険の場合、積立期間中に親に万一のことがあったときには、その後は保険料の支払いは必要なく、しかも学資金が100%保障される。)
- インフレによる利率変動の影響を受けない(逆に支払い期間中に利率がガンガン上がるようなデフレ時には損をしますが、考えにくいですよね)。
また、学資保険の種類には「貯蓄型」のほか「保障型」があります。保障型の商品の場合、怪我や死亡の際のサポートが手厚いため、返戻率は高くなく元本割れしてしまうという特性があります。
というわけで我が家で色々と検討した結果、学資保険はソニー生命の学資保険(貯蓄型)に加入することにしました。
ソニー生命の学資保険は貯蓄性に重点をおいたタイプのこども保険で、契約者(保護者など)に万一のことがあったときには、以降の保険料の払込が免除となるほか、契約どおりに学資金も受け取ることができます。
ただし、我が家の場合、息子が大学生になるまで手を付けないで済むまとまった金額があったのと、保障関係はほかの生命保険でカバーできていたため次の内容で契約しました。
- 支払い:契約時に一括(返戻率が高い)
- 受取り:大学入学時、在学中(返戻率が高い)
- 契約者:私(夫の場合より支払い額が少し少なかったため。一括して支払わず、毎月の支払いにしていた場合には死亡保険的な要素を加味して夫名義にしていたかもしれません。)
返戻率は預けている期間が長いほど高くなるので、学資保険の加入を考えられていて、妊娠中の場合や、まだ小さなお子さんがいらっしゃる場合にはすぐに契約されることをお勧めします(ソニー生命の場合、プランにもよるようですが、子どもが8歳になるまで加入できるようです)。
ちなみにソニー生命のサイトではシミュレーションができるので是非試してみてください。私が加入した一括支払いのパターンではシミュレーションができないのですが、かなりの返戻率になりました!
学資保険の情報に関してはこんなサイトもあったので、ご参考まで。
プロFP10人が教える学資保険のおすすめプランと選び方
2. 夫婦の生命保険を見直す
ソニー生命は営業さんと対面で会話をしないと保険に加入できず、最初はそれがちょっと面倒だなと思っていたのですが、結果的には対面式で助かりました。何がどう助かったのかと言うと、
- 学資保険以外にも医療保険や死亡保険も見直すことができた。
- ライフプランシミュレーション表を何パターンも作っていただけた。
- 毎回自宅まで来ていただけたので、息子の心配をせずに済んだ。
- 週末、夫がいるときにも来て説明していただけた。
ライフプランンシミュレーション表の作成は面白かったです。現在の貯蓄額、毎月の収入や支出、旅行や車などの趣味にかけていきたいお金などの基本的な情報を記入して営業さんに提出すると、キャッシュフローを年表で作って来てくださるのです。いつ頃に家計が苦しくなりそうとか、このときまでにいくら貯めておけば大丈夫とか、老後にお金が足りそうかなどの試算もできることになるのでお勧めです。
保険については夫も私もそれまで最低限のプランにしか入っていなかったため、ライフプランシミュレーション表を見ながら、子どもが成人する前に私たちにもしものことがあったときのことを想定しつつ保険に入り直しました。 お金のことってドキドキしてしまいますが、このタイミングで見ておいて良かったです。
3. 息子名義の口座を作る
そして最後に銀行口座。
私の話になってしまいますが、私が高校を卒業するとき、両親が突如通帳をくれたのです。そこにはそれまで手付かずで貯金していてくれたお年玉が確か30万円ほど入っていました。子どもの頃はいつも「必要な分だけ手元に残しなさい、あとはパパママが預かります」と、大部分のお年玉を没収されていたのですが、まさかこのタイミングでもらえるとは!というか、預けていたのは確か中学生ぐらいまでだったので、私自身も預けていたことをすっかり忘れていたのです。このおかげで色々助かったことは言うまでもありません。
ということで、自然と息子のためにも口座を残しておこうと思うようになりました。今のところ2回分のお年玉が入っています。息子は親戚のみならず、我々の友人からもお年玉をもらえているので結構お金持ちですw
今から16年後のある日のサプライズが楽しみです!
反省点
ちなみに学資保険ですが、妊娠中にも契約することができます。産後は落ち着いて打ち合わせをしたり検討したりができなくなりますし、契約は早い方が貯蓄性も高まるので、私も妊娠中、もしくは両親のサポートがあった里帰り期間中に手続きしておけば良かったと何度も思いました。ということで周りの友人には保険のおばさんよろしく学資保険を勧めまくっていますw
みなさんも上手に検討してみてくださいね☆
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