《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動⑤
近所の幼稚園へ願書を出すために、雨の中、まさか朝4時から出向くことになるとは思わなかった。これは都内に住む、我が家の幼稚園入園活動の話(長いです!)。
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動①
┗「プレ保育」って?
┗ 幼稚園への道のりも茨の道だった
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動②
┗ 幼稚園選びと受験戦略
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動③
┗ 願書提出日 ~Day1~
┗ 抽選/面接 ~Day2~
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動④
┗ 選考結果発表と、事件発生 ~Day3~
決断
夫から指令を受けた「プロコン(pros and cons)表」というのは、状況を整理するために良い点と悪い点をまとめた表のことで、今回は教育方針や自宅および実家からの距離、授業の特色、ユニークな点など、20項目以上に渡って異なる点を書き出してみた。
こうやって書き出してみるとやはり明確になるもので、お寺幼稚園の良さが目立って見えてきた。
お寺幼稚園に子どもが通っていた友人にメッセンジャーを飛ばして相談してみると、すぐに電話をかけてきてくれ、経験者の視点からお寺幼稚園の素晴らしさを語ってくれた。近所にもお寺幼稚園に通っていたお子さんがいるのだが、皆とても利発で活発で面倒見が良く、とても落ち着いている子ばかり。幼稚園選びをする際には卒業した子に会ってみるのもひとつの有効な手段かもしれない。
夫の帰宅後、プロコン表と友人からの情報を元に家族会議し、これから広がりゆく息子の社会生活の基盤作りはお寺幼稚園にお願いしたいという結果に落ち着いた。説明会での園長先生のご高話も素晴らしく、また園長先生が男性で、園児との距離感が近かったのも、男の子を育てる親の目には魅力に映った。
翌朝、お寺幼稚園に電話をして入園させていただきたい旨お知らせすると、とても喜んでいただけた。
その直後、緊張しながらおしゃれ幼稚園に入園辞退の電話をしたのだが、何も聞かれずに「分かりました♪お電話ありがとうございました♪」と言われ、あっけなく電話は終了した。せっかく理由説明のシミュレーションまでしたのに、、、意外とこんなものなのだろうか。
何はともあれ、こうして我が家の幼稚園活動は無事に終了した。
その後
後日、お寺幼稚園に入園手続きをしに行くと、裸で元気に園庭をジョギングする子どもたちに遭遇した。夏も冬も毎日こうやって裸んぼで、キャーキャー笑いながら園庭を3周するらしい。息子も目を輝かせながら「ぼくも!」と言ってトレーナーを脱ぎ出す始末。土曜日は卒業生も登園できる自由登園の日となっており、少し覗いてみたところ、大勢の子が嬉しそうに遊び回っていた。やはりこの幼稚園にして良かったと嬉しくなった。
体操教室や公園では、ほかのお母さん方と一緒に幼稚園やプレの決定に安堵し合ったが、まだ幼稚園が決まっていない人も周りにちらほらいる、といったことを耳にした。隣の区のお寺幼稚園に夜中の3時に並びに行ったが、既に長蛇の列で足切りされてしまったという方がいる傍ら、同じ区内の幼稚園で9時に願書を出しに行ったところ、選考もなくそのまま許可&入園手続きを完了したという方もおられ、人気幼稚園とそうでない幼稚園の差が激しい印象も受けた。
また、正規のみならず、プレの申し込みについても夜明けや早朝から並んだという方が多く、なのに幼稚園によっては次のことを言われたということを耳にした。
- 翌年の正規入園時の選考には優遇されない
- 選考は優遇されるが、願書提出時には一般の方と同じように並んでもらう
- プレ中に感情の起伏が激しい子は入園を遠慮させてもらう
プレの扱いは幼稚園によって本当に様々な様子だった。それからそうそう、今プレに通っている方で、在園児の様子を見て「おとなしすぎる」とか「先生の目が行き届いていない」など違和感を感じるようになり、結局は別の幼稚園を受けたという方もいた。
いずれにしても、これで「え、プレ行っていないんですか?」という言葉に焦りを感じることもなくなった。もし去年のプレの願書提出タイミングに戻れるとしたら、迷わず申し込みをすると思う。
これから幼稚園活動をする方はぜひママ友と情報共有しつつ、見学会にも参加しながら良い幼稚園を探してみてください。
すべての子たちがそれぞれにとってベストな幼稚園に入れますように!
ー完ー
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