《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動④
近所の幼稚園へ願書を出すために、雨の中、まさか朝4時から出向くことになるとは思わなかった。これは都内に住む、我が家の幼稚園入園活動の話(長いです!)。
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動①
┗「プレ保育」って?
┗ 幼稚園への道のりも茨の道だった
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動②
┗ 幼稚園選びと受験戦略
《経験談》 プレに通わなかった我が家の幼稚園入園活動③
┗ 願書提出日 ~Day1~
┗ 抽選/面接 ~Day2~
選考結果発表と、事件発生 ~Day3~
選考結果
翌日、合格は確信していたものの、それでも結果が届くまで落ち着かなかった。
発送は昨日してくれているとのことだったので、朝ごはんを用意しながら、家事をしながら、息子と遊びながら、お昼ご飯を食べながら速達が届くのを待った。
インターホンが鳴ったのはお昼をしばらく過ぎた頃だった。
焦る気持ちを落ち着けながらおしゃれ幼稚園からの封を開けると、書類の頭に入っていたのは「入園おめでとうございます」の文章だった。
良かったー!やっと深く息をつくことができた。
にしても、この通知方法、ネットでできないものなのだろうか。
在職中はネット系のサービス企画をしたり社内のシステム開発に携わっていたことも多々あったので、色々と想像を膨らませてしまう。願書提出のために前日から並ぶとか、選考結果を郵便で受け取るとか、生産性の悪い時間が多すぎる。日本中の幼稚園受験によって発生するこの無駄な時間を合計したら、一体いくら分の工数が浮くのだろう。なす術はあるのだろうか。
事件勃発
一休みしながら夫や実家に速報メールをしていると、電話がかかってきた。
見慣れない番号。
誰だろうと思いながら電話を取ると、それはお寺幼稚園の園長先生だった。
少し動揺しながら挨拶をすると、幼稚園は決まりましたか?とのこと。無事決まったことを伝えると大変喜んでいただけたのだが、園長先生が次に口にされた言葉で私の頭は真っ白になった。
「実は欠員が出まして、、、
もしお決まりでないようでしたら当園にいかがかと思ってお電話差し上げたんです」
思考回路がショートした。体中から汗が噴き出してきて、何故か足が勝手に家中を歩き回る。「え?どうして欠員が出るんですか?」と、トンチンカンな受け答えをしてしまう。「男子の欠員はほとんど出たことがないのですが、一名だけ出まして。□□さんのご友人ということもあり、同じ宗派ということもあったので、一番にお声掛けさせていただきました」とのこと。
予想していなかった展開にすぐに返答することができず、園長先生のご好意で翌日まで待っていただけることになった。夫へのメッセージがいつまで経っても既読にならないので、両親と妹と連絡を取り始める。何せ皆おしゃれ幼稚園に意識が向いていたので、それぞれ動揺していた。そうこうしている内に夫からも電話があり、「まさかの事態になったねぇ。俺が帰るまでにプロコン表作っておいて」と言われた。
せっかく心を決めたのに、こんな敗者復活ってあるの!?
明日結婚式なのに、手の届かなかった人から急にプロポーズを受けた新婦のような気持ちになった。
ー続くー
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