《育コツ》 変化する子育て法。祖父母手帳、知ってる?
育児を手伝ってくれるおじいちゃんおばあちゃんがいらっしゃる方もおられると思いますが、「両親学級で習ったのと違うことを言われるー!」って思われている方も多いのではないでしょうか。誕生や成長の不思議は解明されていないものの方が圧倒的に多く、医学界でも日々アップデートされている状態だそうです。30年ぐらいの差があると育児の常識もそれは大きく変わるはずですよね。
で、いくつかの自治体が、母子手帳ならず「祖父母手帳」なるものを発行し始めたそうです!
さいたま市は2015年12月に初版を発行したそうですが、よくできていたのでシェアしますね。
「さいたま市祖父母手帳」は、“祖父母や親たちのさまざまな愛情に包まれて子どもたちに健やかに成長してほしい”そんな願いから生まれた冊子です。
祖父母が育児をしていた時に比べ、情報が多く、育児方法が大きく変化している中で、現在の育児法を学び、父母との関係を円滑にするとともに、「地域における子育て」の担い手となるきっかけとするため、さいたま市として初めて、この冊子を発行しました。
わが家の、そして地域の「孫育て」を応援します。
ちなみに目次はこんな感じです。
子育ての昔と今特集はとても興味深く、例えばこんな記述がありました!
離乳食
昔:大人が噛み砕いた食べ物を子どもに与える。箸やスプーンを共有する。
今:生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいない。虫歯菌は、大人の口からうつることが分かってきた。周囲の大人は虫歯を治療し、箸やスプーンを共有しない。日光浴
昔:日光浴をしないとくる病(ビタミンD欠乏症)になる。
今:1998年から、母子手帳から「日光浴」の記述が消え、赤ちゃんを外気や温度差に慣らす「外気浴」を勧める記載になった。オゾン層の破壊で紫外線量が増加したことが原因。
新常識もそうですが、環境の変化の違いもあったりして、こういった差異はこれからも増えていきそうですよね。
祖父母手帳はとてもよくできているので、新お父さん・お母さんも、新おじいちゃん・おばあちゃんも、ぜひ一度見てみてください!これからどの自治体からも発行されていくといいですね☆
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